ちば在宅医療ことはじめ アドバイザー事業
~在宅医療の導入・拡充に悩む医療機関様へ、
専門家による個別支援を実施します~

千葉県では、県民が住み慣れた地域で
安心して暮らせる医療体制の整備を目指し、
「在宅医療推進アドバイザー派遣事業」を実施しています。

この事業では、在宅医療に関心のある県内の病院・診療所に対して、
専門的知見を有するアドバイザーを派遣し、
制度理解から実務、運営戦略、診療オペレーションに至るまで
幅広く支援します。
※費用負担はありません。

アドバイザー事業 フライヤー(PDF形式)

事業の背景

県民が住み慣れた自宅や地域で安心して暮らし続けることができるよう、在宅医療提供体制の整備促進が求められています。
本業務は、在宅医療を実施する医療機関の増加や更なる強化を図るために、診療所や病院を対象に、在宅医療の開始・拡充に関するコンサルティングや在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院の届出に関する個別具体的な助言等を行うアドバイザー派遣を行います。

千葉県では高齢化が進む一方で、在宅医療に対応できる医療機関が十分ではありません。県内の在宅医療等の利用見込み者数は、約7.8万人、うち訪問診療のニーズは2013年(平成25年)の1.8倍になると見込まれています。在宅医療関連施設は概ね増加しているものの、人口10万人あたりの在宅医療支援診療所・病院数は6.8カ所(全国平均:13.0カ所)と少ない状況です。また、県内には在宅関連診療所の偏在も問題で、在宅療養支援診療所が1カ所もない市町村も存在します。
※ 令和5年度第1回千葉県医療審議会地域保健医療部会資料

在宅医療の推進は、外来患者の通院困難や病床稼働率の低下といった課題に対して、在宅医療の導入は医療機関にとっても持続可能な解決策となります。これにより、医療機関の収益改善、多職種連携の強化、地域包括ケア体制の構築を目指し、県全体の医療提供体制を底上げする狙いがあります。

事業の概要

本事業は、「ちば在宅医療ことはじめ~まなぶ、つながる、うごく~」の愛称で親しまれた在宅医療スタートアップ支援事業の一環として実施されるもので、研修事業とアドバイザー事業から構成されています。

在宅医療にすでに取り組んでいる、あるいはこれから始めようとする診療所や医療機関を対象に、専門家や実務家による個別相談の機会を提供します。日々の診療や運営で直面する課題や悩みを、直接相談・共有できる場を通じて、より安心して在宅医療に取り組めるよう支援します。

理論や知識を学ぶ座学研修と、実践的なアドバイスが得られるアドバイザーとの相談を組み合わせにより、在宅医療への円滑な移行や体制の強化をサポートします。

アドバイザー派遣について
令和7年度千葉県在宅医療スタートアップ支援事業業務委託(在宅医療推進アドバイザー派遣事業)は、在宅医療の導入や拡充を目指す千葉県内の診療所・病院を対象に、アドバイザーを派遣し、現場体験を含むコンサルティングを実施するプログラムです。
在宅医療を始めたい、あるいは既存の訪問診療体制を強化したいと考える医療機関の皆様に対し、診療オペレーションの設計支援や行政手続き、マーケティング支援など、テーマ別の課題解決を支援します。必要に応じて、訪問診療を実践する医師への同行体験等も可能です。

派遣内容

1回あたり2時間(準備含む)のアドバイザー派遣を、対象1医療機関につき2回実施します。対象医療機関となるのは千葉県内で在宅医療の開始または拡充を予定する診療所・病院です。対面が基本ですが、オンラインによる相談対応も可能です。

相談内容に基づき、事務局で専門のアドバイザー(専門家や実務家)とマッチングを行った上で、アドバイザーからコンサルティングを受けられます。アドバイザーは、医療経営や在宅医療実務に知見を持つ専門家が担当。支援内容は以下のようなテーマから、医療機関の課題に応じて柔軟に対応します。

費用

相談・派遣は無料です(対面の際の交通費等はご自身で負担いただきます)。

対象者

千葉県内の医療機関(診療所・病院)で、以下のいずれかに該当する方

  • 在宅医療をこれから始めたい方
  • すでに始めているが、制度理解や運営体制・業務内容に課題がある方
  • 体制強化や地域連携の進め方を知りたい方

※ 訪問診療を実施していない段階でも、お気軽にご相談ください。

アドバイザー

アドバイザーは、千葉県内外の在宅医療に精通した第一線の医師・看護師・経営支援者が担当します。ご希望に応じて、対面での面会やオンラインでの面会を選択することができます。また、必要に応じて訪問診療の現場への同行研修も可能です。

Down to Earth株式会社(事務局)は、エビデンスに基づいた公衆衛生分野の戦略・施策立案等を行うコンサルティング会社です。グループである社団法人Down to Earth BEYOND HEALTH INSTITUTEでは、現在香取市での在宅医療の開業準備を進めているほか、在宅医療の研究を行っています。代表の林英恵(公衆衛生学者)をはじめとし、公衆衛生・地域医療及び在宅医療の実践と普及に深く関わる専門家が揃っています。ご相談の内容に応じて、最適な専門家をマッチングし、解決に導きます。

相談事例

  • 在宅医療の始め方がわからない
  • 事業計画の策定方法がわからない
  • 診療報酬や施設基準、届出に不安がある
  • 在宅医療での集患や地域連携をどう進めればよいかわからない
  • ICTや電子処方への対応に困っている
  • 市場調査や診療圏の設定をどうしたら良いかわからない
  • 広報やマーケティング・ブランディングなどをどのように行ったらよいかわからない

支援事例

  • CADDの導入や収益シミュレーションを支援
  • 診療圏調査と競合分析を行い、開業地を検討
  • 特養の嘱託医が訪問診療に踏み出すための制度・報酬解説
  • 在宅患者の拡大に向けた営業戦略を構築
  • 訪問診療に同行しオペレーションを体験
  • 訪問看護ステーション設立支援や内部評価制度整備まで

受付期間

2025年7月下旬~/支援枠が埋まり次第終了となります。

お申し込み方法

1. 本事業の特設WEBサイト「お申込みフォーム」からのお申込み
ことはじめ アドバイザー事業【参加登録フォーム】

2. メールでお申込み
以下6点をご記載のうえ、下記アドレスよりメールをお送りください。

  1. 医療機関名
  2. ご担当者様氏名
  3. 役職・所属部署
  4. ご連絡先
  5. 現在の在宅医療実施状況
  6. お申込みの背景・目的

お送り先 kotohajime.chiba@gmail.com

運営事務局

令和7年度千葉県在宅医療スタートアップ支援事業
「ちば在宅医療ことはじめ」運営事務局
(Down to Earth株式会社)
kotohajime.chiba@gmail.com

Down to Earth株式会社は、公衆衛生と在宅医療をつなぐ事業を国内外で展開している医療・地域支援コンサルティング企業です。2024年度より千葉県の委託を受け、本事業運営を一貫して担っております。

ロゴの由来

ちば在宅医療 ことはじめ ロゴ
家が舞台となる在宅医療。毎日看護や介護と向き合う人々の暮らしの中で、家が暖かい光に包まれるような場所になることを願って作りました。「ことはじめ」の文字の中の星は、ここで研修を受けた方達が、夜空を照らす星のように、それぞれが在宅医療での光になってほしいと考えています。空色は、「希望」や「穏やかな昼の空」を表しました。在宅医療を通じて人々の日常が平和で優しいものであってほしいという願いを込めています。また、Down to Earthのコーポレートカラーでもあるグレージュは、すべての色を足すとグレーになることから「多様性」を表しています。

メンバー

コンテンツ開発 林英恵 長谷川耕平
プロジェクトマネジメント 根岸友喜

お申し込み
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